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初夏の六甲山 | 野草と作物

モミジイチゴ

丁子が辻にナガモミジイチゴの実が生っていました。
六甲山で広く見られる種で、木いちごの中では1,2を争う美味しさです。

スイカズラ

こちらはスイカズラの花。柑橘類に似た甘く優しい香りが目印です。花に甘い蜜があり、蜜を吸う葛ということでスイカズラ(吸葛)と呼ばれるようになったとか。

ジシバリ(地縛り)の花

土の少ない岩場にもしっかりと根を張ることからジシバリの名がつけられました。
DOKIでは建物正面の草地で見つけることができます。
キク科のニガナ属という分類があらわすように、茎や葉を食べるとじんわりと苦いです。

ジャガイモの花

今年も畑にジャガイモの花が咲きました。
昨年は濃い紫でしたが今回はごくごく薄い藤色をしています。
花には芽と同じくソラニンが含まれているので食用には適しません。

ルッコラの花

海賊旗に描かれていそうな美しい白十字、ルッコラの花です。
葉の味に似てピリッと辛く、おひたしでも生食でも美味しく頂けます。
DOKIの畑で元気に育っています。

ミズナ

5月から6月にかけてはミズナの種取りの時期です。
小さな黄色い花の後には、インゲンマメに似た種さやが姿を現わします。

クリスマスローズ

白い花びらの内側に4つ、緑の袋のような実が生っています。
園芸種として人気のクリスマスローズの実です。
明治~大正期に薬用植物として輸入された品種で、葉や根茎には毒があります。
種を取ることもできますが、種植えから開花までは早くても2年ほど掛かります。

シャガ

シャガの花。中国原産種ですが、学名はIris japonicaで、日本のアヤメを意味します。
根茎を地下に伸ばしクローンのように数を増やすので分布が狭く、種を作りません。
ある意味で人の手によって世界中に広まった花、と言えるのかもしれません。

ミズヒキソウ

山桜下の藪影に水引草が生えていました。
葉に浮かぶV字模様が目を引きますが、名前の由来にもなった花がやはり有名でしょうか。
少し暗い場所に生える一方で、小さいながら目立つ紅白の花をつけます。
晩夏の濃い草色にまばらに散る花は万緑の紅といった趣で、多くの短歌・詩に詠まれました。

シロツメクサ

風あそぶ庭にシロツメクサの花が咲きました。
近くの巣箱からミツバチ達が採蜜に飛んできています。
花冠や四つ葉のクローバーなどで親しみ深い植物ですが、ハチ達にとっては大切な蜜源でもあるのです。

コアジサイ

初夏から梅雨にかけて六甲山を彩るコアジサイの花。
山では最も目にする機会の多いアジサイですが、じつは日本固有種なのです。
秋には葉が紅葉したりと、季節のうつろいにささやかな彩を添えてくれる種です。

サンショウ

ミカンによく似た、小さな緑の実を林で見つけました。
サンショウの実です。
この未熟な姿で収穫・加工されることで、私達のよく知る山椒の姿になります。
一方で完全に熟すと赤く弾け、中華料理に使われる花椒へと姿を変えます。

ギンリョウソウ(銀竜草)

クマザサの藪を注意深く探すと、全身真っ白の不思議な生き物が見つかります。
学名ギンリョウソウ(銀竜草)、俗にユウレイタケとも呼ばれる種です。葉緑体を持たないため光合成をおこなわず、ベニタケの仲間から菌糸を通して栄養をもらっています。ツツジ目に分類される立派な植物で、花が終われば目玉のような果実を付けます。

ミョウガ

DOKIから三国池の間は山かげに杉と檜の混合林が広がり、やや鬱蒼としています。
こちらのミョウガも、そうした暗がりを好む植物の一つ。茎の様に伸びる部位は全て重なった葉でできていて、本物の茎は地中にあります。乾燥を嫌うので、稲わらを敷いて夏の花芽収穫に備えています。

アシタバ

立派に育ったアシタバです。今日摘んでも明日には芽が出る、なのでアシタバ(明日葉)ですが、さすがの発育。実は去年、野うさぎに新芽まですっかり食べつくされてしまったのですが、見事に復活しました。生食ではブドウの皮に似た苦みがややあります。

小穂(しょうすい)

エンバクの小穂(しょうすい)です。ここから花が顔を出します。
風で花粉を飛ばすので控えめな大きさですが、その花言葉は「音楽が好き」「音楽の魔力」と、意外なユニークさ。もっとも有名な料理はオートミール、近縁種のハダカエンバクは山西省の莜麺(ようめん)としてそれぞれ食べられています。
DOKIでは畑の緑肥として栽培中です。

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